音素のケーブルは、導体の違いによる音質の違いに着目し、数種類の導体を撚り合わせるハイブリッド構成と構造により音のバランスを探求しています。
長年に亘り、オーディオケーブルに採用されてきた日本の金属メーカーが製造する銅線の中から、シリーズごとのコンセプトにあわせて数種類の無酸素銅(銅純度99.99%以上)
を採用しています。無酸素銅は、汎用のケーブルに使用されるTPC(タフピッチ銅/銅純度99.9%程度)よりも耐脆化性、耐屈曲性に優れる信頼性の高い導体です。
音素では、OFC, PCOCC, PCUHD, HiFC, 6N-OFC, 銀メッキOFC といった多種の導体を使用し、個々の導体の特徴をいかして細やかな設計を行っています。
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OFC :銅の純度99.99%以上の無酸素銅(4N)。
PCOCC :古河電気工業が開発した単結晶状高純度無酸素銅。純度99.997%以上の4N銅。既に生産終了。
PCUHD :PCOCC導体の生産終了に伴い、古河電気工業が開発した高純度無酸素銅線。純度99.99%以上の4N銅。
HiFC :日立金属が生産していた高機能純銅。純度99.99%以上の4N銅。既に生産終了。
6N-OFC :純度99.9999%以上の高純度無酸素銅。
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端子類は、信頼のおけるコネクタメーカーのパーツを採用し、仕様に合わせてカスタマイズされています。